サイト「せんげん台発 自転車散歩」

東武スカイツリーラインの沿線のせんげん台を起点として、週末サイクリストが行っている自転車散歩(ポタリング)を紹介するブログです。その時々の季節を感じられる場所へ出かけるのが好きです。行動範囲は、越谷市、さいたま市、春日部市が中心です。でも時々、レンタルサイクルを活用して、全く異なるところを起点とした自転車散歩を行うことも…。記事を通じて、ポタリングに出かけた気分になってくださいね。

This blog presents you cycling reports started out from Sengendai on the Tobu railway’s Sky-Tree Line by a weekend cyclist. However sometimes, a rental bicycle makes me change starting place of my cycling. I prefer to visit places where I'm able to feel four seasons. Please feel as if you were going out for cycling through posted articles.

2017年12月31日日曜日

越谷大袋地区の9神社に詣納め

今日は大晦日。毎年の恒例となりつつある大晦日の神社巡りの自転車散歩に出かけました。昨年も、一昨年も、大晦日は穏やかな晴れでしたが、今年は寒い雨が降る日となり、雨上がり後に出かけることに。

例年通り、恩間香取神社からのスタートです。例年の青空とは異なり、どんよりした曇り空です。

(Onma Katori Jinja Shrine)

2番目は三野宮香取神社です。江戸時代の力持ちとして名をはせたという三ノ宮卯之助さんが持ち上げたという力石がある神社です。

(San-nomiya Katori Jinja Shrine)

3番目は一条院の境内にある神社です。名前はわかりません。祠の前には、清酒と来年の干支の戌が載った鏡餅が供えてありました。



(Shrine in Ichijō-ji Temple)

4番目は大道香取神社です。拝殿の中が紅白の幕で飾られており、おめでたい感じですよね。


(Ōmichi Katori Jinja Shrine)

5番目は、はじめて立ち寄った大竹神社です。立派な幟がありました。近くなのに立ち寄ったことがなかったのが不思議です。



(Ōtake Jinja Shrine)

6番目は浅間神社です。こちらも初めて訪れました。周囲は西大袋の区画整理事業の真っ最中で、この神社の場所だけ取り残されたかのような感じです。小高く盛られた土の上に祠がありました。神社の名前からして、この盛土は富士塚なんでしょうね。富士塚については、このブログで過去に春日部の浅間山を紹介しています。

(Sengen Jinja Shrine)

7番目は、袋山久伊豆神社です。関ケ原の合戦のあった西暦1600年に創建された神社とのこと。




(Fukuroyama Hisaizu Jinja Shrine)

8番目が下間久里香取神社です。こちらは紅白の幕のほか電飾の準備も終わっており、初詣客を待つばかりといった感じでした。



(Shimo-makuri Katori Jinja Shrine)

9番目が上間久里香取神社です。こちらの神社では、今年最後のお参りをされている方に出会いました。



(Kami-makuri Katori Jinja Shrine)

最後に、せんげん台の陸橋を渡り、振り出しとなりました恩間香取神社に戻りました。日も落ちて辺りも暗くなり、参道の電灯が灯されていました。

(Onma Katori Jinja Shrine)

今日は、9つの神社を巡り、10km弱の走行となりました。恩間香取神社を起点、終点とする経路は以下のとおりです。あと数時間後には、初詣客で賑わうのでしょうね。

この投稿が、今年最後の投稿です。
それでは、良いお年を!

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2017年12月28日木曜日

とある地方文芸誌への応募結果が通知されてきました

2017年8月26日付けの投稿で、このブログで紹介してきた自転車散歩の様子を文章にまとめ、とある地方文芸誌に応募した旨を報告しましたが、その選考結果通知が届きました。募集要項には受賞者の表彰式の日程が平成30年3月下旬予定とだけ記載されていましたので、選考結果通知も年明け以降かと思っていましたが、思ったよりも早く結果を知ることになりました。

選考結果通知には、confidentialといった記載がないため、その内容について守秘義務はないということでしょうが、未発表作品であることが応募の条件でしたし、文芸誌の発行が来年3月下旬のようですので、それまでは誌名を特定できる情報は伏せておきますね。

前置きが長くなりましたが、8月の投稿の際に、「結果が良ければ、このブログで報告しますし、結果が悪ければ、黙っていますね。」と記載したのですが、こうやって「報告」しているということは…。

「選考の結果、ご応募いただいた作品の掲載が決定しましたので、ご通知いたします。」と記載されていました。おまけに、単に「掲載」というだけではなく、賞までいただけるとのこと。大変ありがたいことです。

できれば通知書自体を掲載したいところですが、通知書を差出人の許可を得ずに掲載することや誌名を特定できないようにするための加工を行うことには、著作権法上の問題もありそうですので掲載は見合わせます。「そんなんじゃ信じられないよ!」との声も聞こえてきそうですが、4月の上旬には一部の書店にも並ぶようですので、その段階で誌名を含めこのブログで紹介するようにしますね。

なお、この記事に掲載した写真はイメージであり、実際の原稿や通知に使用された封筒とは異なります。

(注)※印を付したコンテンツについて、当ブログの管理者は著作権を有しませんが、著作権者が示した利用規約にしたがい使用しています。

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2017年12月21日木曜日

越谷&せんげん台のポタリングガイド冊子

先週末はインフルエンザの予防接種後、自転車散歩に出るような気分でも体調でもなくなり、自転車に乗らずじまいでした。だからという訳ではありませんが、今日は、この投稿を通じて、外出を伴わずに、越谷又はせんげん台でのポタリングを楽しんで頂ければと思います!

「LOVE bicycle SAITAMA」のFacebookを見ていましたら、越谷のサイクリングスポットを紹介する冊子が新たに制作された旨の記事がありました。早速アクセスしてみると…。

AROUND KOSHIGAYA Have a nice CYCLE trip!」と称するサイクリングマップをネット上で見ることができました。
(AEON LAKETWONのホームページから引用)

この冊子は、2017年11月現在の情報をもとに、イオンレイクタウンと越谷市観光協会、そして越谷市に本社を置く自転車メーカのホダカ株式会社が共同で制作したもので、「自転車女子向けに越谷の魅力を紹介する」という体裁を採っています。

越谷でのサイクリングをおしゃれに紹介するという意味では、とても素敵な冊子になっていますので、越谷のイメージアップにつながるのではないかと期待しています。但し、実際にサイクリングに繰り出さないのであればという前提条件つきですが…

といいますのも、はじめて越谷に訪れて本当に自転車散歩を楽しみたいという方には、この冊子に掲載された地図はあまりに貧弱で、道に迷うことなく、紹介されたサイクリングスポットを巡ることはほぼ不可能かと思われます。特に、川沿いの道については、川の左岸と右岸のどちらを走行すればよいのかを意識した地図となっておらず、冊子に掲載されたとおり側の岸を走行できない箇所や、対岸に渡れない場所で渡れるかのような記載になって箇所があります。

少し批評が厳しすぎたでしょうか?

上記のもの以外でも、越谷でのポタリングの参考となるマップとしては、以下のようなものがインターネット上にアップロードされていますので、是非組み合わせて参照してみて下さい。これらのマップで紹介されたいくつかのポタリングスポットについては、このブログでも紹介しています。

次に、せんげん台の散歩スポットを掲載する冊子を紹介します。「見つける、せんげん台」という冊子で、2017年3月に越谷商工会議所により作成されたものです。この冊子を見ていると、せんげん台がとてもいい街に見えてきます!
(越谷商工会議所のホームページから引用)

せんげん台で「お気に入りを探す」という体裁をとっていますが、コンテンツの大部分はせんげん台のグルメガイドです。徒歩での散歩を前提としているようですが、自転車散歩でお店巡りをしてもいいですよね。

以上、バーチャルなポタリングに出かけた気分になって頂けたでしょうか。お気に入りのポタリングスポットが見つかったようでしたら、実際に出かけてみて下さい!

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2017年12月13日水曜日

宮代町郷土資料館/宮目姫の霊を祀る姫宮神社

I visited Himemiya Shrine in Miyashiro-town. ‘Hime’ means a princess, and ‘Miya’ means a palace. It is said that the shrine was established to enshrine Princess Miyame who was the daughter of the 50th Emperor Kanmu. Emperor Kanmu reigned over Japan about 1,200 years ago. According to historical description, Princess Miyame dead on her way to the trip from Kyoto to Shimofusa due to sudden illness.

12月10日付けの投稿の続きです。姫宮駅を後にして、目的地の宮代町郷土資料館に向かいます。

姫宮駅から自転車で数分で宮代町郷土資料館に到着しました。徒歩では20分程度かかるそうです。


(Miyashiro Town Museum)

宮代町郷土資料館の受付にて、どの市町村から来たのかと年代(年令帯)を書くメモ用紙に記載をして入館します。入館料は無料で、館内には町内で発掘された土師器を中心とした展示があります。土師器の破片に直接触れることのできるコーナーもありました。ただ、館内は撮影禁止とのこと。残念ながら、皆さんに館内の様子を画像でお伝えすることはできません。

館内の様子については、YouTubeに同資料館の動画ありましたので、興味のある方は以下の動画をご覧ください。
(YouTube「宮代町郷土資料館」から引用)

敷地内には移設された古民家がいくつかあります。建物の配置図は、宮代町のホームページに掲載されています。

まずは、旧加藤家住宅です。江戸時代(文化10年前後、約190年前)の茅葺の建物で、茅は7,400束(1束約30cm)、4トントラックで13台分も使われているそうです。


(Old folk house in the museum)

下の写真の左手半分にはかまどが配され、右手半分の格子がある部分は馬屋だそうです。馬が家の中で大切に飼われていたということですよね。

旧加藤家住宅の隣にあるのが、縄文時代の復元住居です。約6,000年前の住居とのことですが、内部は日中でも暗く、大人数人いっぱいといった広さでした。



縄文時代住居の奥にあるのが、旧斎藤家住宅です。間取りがとても面白く、建物中央部に4つの和室が田の字型に集まり、その周囲に板の間があるといった配置です。





この住宅は明治時代初期に建てられたものということもあり、どこかで見たような昔の家といった感じでした。特に、階段状のタンスは、今はない祖父母の家にあった記憶があります。



旧斎藤家住宅の脇には、蔵もありました。

さらに奥には、旧進修館という建物がありました。現在の百間小学校の前身の明治44年に建てられた校舎とのことです。


旧斎藤家住宅の裏側には竹林がありました。竹の根元には「へびに注意!」との札も。


郷土資料館の館内に町内にある姫宮神社に関する展示があり、同資料館からすぐ近くにあるようでしたので立ち寄ることにしました。姫宮神社は、桓武天皇の孫で当地に立ち寄った際に突然の病で亡くなった宮目姫の霊を祀ったのが始まりともいわれているとのこと。

(Himemiya Shrine)

ちょうど、初宮参りの方が拝殿に入るところで、拝殿内から宮司さんが出てこられました。宮司さんのいる神社なんですね。
(Hall of worship in Himemiya Shrine)

拝殿に向かって右側には、わずかに土が盛られた場所があり、八幡社の小さな建物があります。先ほど訪れた郷土資料館の説明によると、ここは古墳とのことでした。


神社のすぐ脇には東武スカイツリー線の線路があります。

この日の走行距離は28kmほどでした。縄文時代から現代まで、時代の移り変わりを感じる自転車散歩となりました。

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