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2016年8月13日土曜日

三県境(埼玉・栃木・群馬)/渡良瀬遊水地サイクリング

今朝は曇り空で日差しがなかったことから、この時期の自転車日和と判断し、レンタサイクルを利用した渡良瀬遊水地での自転車散歩に出かけることにしました。

まずは東武日光線を利用して、せんげん台駅から40分弱で行ける柳生駅に向かいました。日中は30分に1本ずつの発着となるローカル駅です。キャスターバックを引いたいかにも帰省客といった感じの方たちと一緒に改札を出ましたが、これらの方々は家族の迎えと思われる車にそれぞれ乗車して駅を後にされ、残ったのは私だけに。しかも、日差しが出てきてしまいました。

この駅は、日本ではここだけといわれる「歩いて行ける三県境」の最寄り駅でもあることから、レンタルサイクルのある「道の駅きたかわべ」に向かう前に徒歩で寄り道することにしました。駅前から、三県境に向かうための道標もちゃんと整備されていました。


柳生駅から徒歩数分で三県境に到着です。休耕中の水田の中に手作りの看板がありました。


三県境はY字型の水路がちょうど交わるところにあり、水路の中に「三県境界」と記載された境界標がありました。かつては川が県境だったようですが、その県境が川の付け替え工事により平地となってもそのまま引き継がれたようで、こんな平地のど真ん中に三県の境界ができたそうです。さすがに珍しい県境だけあり、各県の市町がウェブページを用意しています(加須市栃木市板倉町)。


三県境の看板のすぐ横には、この場所を訪れた人が記帳できるノートが用意されていました。ノートの記載を見ますと、全国からこの場所に来訪者があることがわかります。私も記帳してきました!

いよいよ本来の目的である渡良瀬遊水地でのサイクリングのため、「道の駅きたかわべ」に向かいます。この辺りは三県が入り組んでいるので、何度越県したかわからないほどですが、三県境から徒歩数分で到着です。

お昼少し前の到着でしたが、売店でおにぎりセットを購入し食することに…。小さな食塩の袋とゆで卵1つもセットに入っているのですが、汗をかいた後に塩をつけて食べるゆで卵がおいしいこと。

食事を終え、「道の駅きたかわべ」内にある「スポーツ遊学館」で自転車を借りることに。何種類かある自転車の中から、この記事の冒頭の写真に写っているブリヂストンのマウンテンバイクを借りることにしました。「今日は暑くて自転車を借りる人がおらず、これが最初だよ」と担当の方に言われて借用の手続をしました。「北川辺スポーツ遊学館利用許可書兼領収書」の許可番号も、確かに本日「第1号」でした。借料は4時間で400円です。


まずは、渡良瀬遊水地内の谷中湖を西橋と東橋を利用して横断してみました、サイクリングコースでは暑さのせいか、ほとんど人に会うことはありませんでした。ただ、今日は湿度がさほど高くないせいか、木陰に入ると涼しく感じられました。また、遊水地の北側には、太平山などの山々がうっすらと見えました。




水をたたえる谷中湖の周りには、洪水時などに水を貯える調整池がありますが、さすがに今日は水はなく、湿原のように見えました。

谷中湖を周遊するサイクリングロードでも県境が入り組んでおり、県境の標識が何度も現れました。谷中湖の最北端の北水門から最南端の貯水池機場まで走行し、「道の駅きたかわべ」に戻るりました。



途中、三県境を自転車で再度訪れました、先ほどの記帳のあと、愛知県から牛久大仏に向かう途中という方の記帳が追加されていました。

「道の駅きたかわべ」で自転車を返却し、自宅へのお土産として一袋9個入りの梨を500円で購入して、柳生駅から帰途につきました。

今日は徒歩を含め約17kmの走行となりました。日焼け止めの準備をしていなかったため、腕が真っ黒に日焼けしてしまいました。「Geo Tracker」のスクリーンショットは、以下のような感じです。

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