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2020年8月2日日曜日

内牧黒沼公園の花ハスと千年前の伝説が残る梅若塚

昨日は梅雨が明けたというので自転車散歩に出かけようと思ったのですが、突然の雨でお預けに。今日の午前中は雨が降らないとの予報でしたので、ちょっとだけ早めに起きて、若干季節的に遅いかなと思いつつも内牧黒沼公園の花ハスを見に行くことにしました。

新方川の人道橋を渡って春日部市に入ります。灌漑期ということもあり水量があります。


ウイングハット春日部近くの田んぼです。早稲種と思われるものでは穂が見られましたが、他の多くはまだ穂が見られませんでした。ほとんど晴れ間がなかった状態でしたので、稲の生育も悪くなりますよね。


市役所通りを北上し、春日部市役所前を通過します。

市役所通りと国道16号線が交差する梅田(西)交差点に、雷電社という神社がありました。

その赤い鳥居の右にある盛土は、富士塚のようです。頂上には「浅間大神」と彫られた石がありました。


県道78号線を進み、内牧公園の入口に到着です。


園内のサイクリングコースを利用して、内牧黒沼公園に向かいました。


予想通り、ハスの見頃は過ぎていて、先端が黒くなったものばかりでした。

でも、一輪だけ白いハスが咲いているのが見えましたので向かうことに。


さらに先を見ると、ピンク色のハスが咲いているところがありました。自転車で来て写真撮影されている方の姿も。


花に近づいて撮影しました。


まだ、つぼみのハスもありました。沼の水面に雲が映っています。でも、全体の9割以上は咲き終わっている状態です。

蓮沼を後にして内牧地区の水田地帯を走行し、新方袋地区に入りました。

新方袋地区にある満蔵寺というお寺の手前に、梅若塚がありました。その説明文によると、今から千年ほど前、京都の北白川に住んでいた吉田少将惟房卿の子梅若丸が父と死別し比叡山の稚児となっていたが、宗門争いの中で身の危険を感じ下山した際に、人買いに騙されて東国に下り、この地に至った際に重病にかかり棄てられたとのこと。里人がこれを助けて介抱したものの、亡くなったそうです。そして、辞世の歌として、次の歌を残したとのこと。
尋ね来て 問わば答えよ 都鳥 隅田川原の 露と消えぬと
 確かにこの塚の近くには、古隅田川が流れています。




この時点でまだ朝食を食べていませんでしたので、マクドナルドの16号春日部店で朝マックです。

新型コロナウイルスの影響で休館していた春日部温泉も営業しているようです。玄関前に9:45から営業開始との看板がありました。

新方川の支流沿いを走行して、新方川の起点に到着です。雑草が刈られていて起点の石柱がしっかりと見えました。



川沿いを走行してせんげん台へと戻りました。途中、「この田んぼは 越谷ふるさと米 を生産しています」との看板を掲げた田んぼがありました。その主な特徴として、①種子の消毒に農薬を使わないこと、②使用する農薬が埼玉県の平均の半分以下であること、③畔に除草剤を使用せず機械で草刈りをすること、が挙げられていました。


今日の走行距離は25km弱ほど。梅雨が明けても、今後は暑さによって日中に走行するのがだんだん難しくなってきそうですね。

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2 件のコメント:

  1. 私も7月の上旬に、内牧のハスの花を見に行きました。涼しい日でしたが、帰りに降られてしまいました。私の場合は、ちょっと時期が早かったようで、ピンクの花はまばらでしたが、白い大きな花は見応えありました。来年は盛りの時期に、早起きして行ってみたいですね。

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    1. へいこさん、お久しぶりです。内牧のハスを見に行かれたのですね!
      今年は長梅雨のせいで、植物の季節感がずれているだけではなく、自転車散歩にも出かけられなくて、ベストな状態のものを見られない年になっていますよね。
      秋以降、そして来年に期待といったところでしょうか。

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