既にツイッターでツイート済みですが、プレミアムフライデーを活用して早めに職場を離れ、東京国立博物館に向かいました。
I was participated in a lecture "How to wear a 12-layer Robe" held at Tokyo National Museum on February 23.
プレミアムフライデーを活用し、東京国立博物館に来ています。十二単の着付け実演が始まります! pic.twitter.com/XNIBC4Ng1Q— AyrCourt247 (@AyrCourt247) 2018年2月23日
私の職場でも、プレミアムフライデーの早期退社が推奨されていますが、仕事が忙しく、なかなか実践できないでいました。今回、初めて、17時前に職場を離れることができました!
一般に、プレミアムフライデーは消費喚起のためのキャンペーンと理解されていますが、その仕掛け人から伺ったところによると、本当は3M(スリーエム)社が行っていることで有名な「15%カルチャー」のようなものを日本企業に取り入れさせ、イノベーションの促進につなげたかったとのこと。
それを聞いてしまっては早期退社して飲んだくれている訳にはいかないと思い、日本の美に触れて仕事上のアイデア創出のきっかけにすべく、数十年ぶりに上野にある東京国立博物館を訪ねてみることにしました。地下鉄の中で、同博物館の催し物情報を見ましたら、18時から「日本文化との出会い『宮廷の雅』十二単着付け実演」が開催され、「当日受付も可能」とのことでしたので期待して向かいました。
東京国立博物館に着く頃も、まだ暗くはなっておらず、平日なのに不思議な感じです。入館チケットを購入して館内に入り、実演会場となる平成館講堂入口にて「受講証」を入手しました。受講証というとCertificationという印象もありますが、英語ではRegistration Cardと記載されていました。
着付けの実演開始前までの間、正面スクリーンには、"How to wear a 12-layer Robe" と記載されたスライドが映し出されていました。着付けの実演の前には、宮廷衣装についての説明がありました。なお、十二単の着付けの実演中は撮影禁止とのことでしたので、写真はありませんが、着付けをされる高貴なお方(という設定の方)の前後から各1名ずつ、着付けをする女官(という設定の方)が配されていました。着付けをする人は、高貴な方のお顔に息を吹きかけてはいけないとのことで、終始しゃがんで着付け作業をしていました。
十二単の着付けには、15分~20分程度要したと思います。着物の重さは、合計で15kgにもなるそうですが、着物の素材により前後するそうです。下の写真中央の緑色の着物を着た女性が十二単を着付けされた方です。その後、男性及び女性の当時の服装の紹介があり、写真撮影の時間となりました。
着付けされた方々からは気品の高さを感じました。人は見かけによらないとは言いますが、装いが気品を醸し出すのは間違いないですよね。服装には気を付けたいものです。
下の写真の左から二番目の方は、東京国立博物館の館長さんとのこと。ご本人も、平安時代の着物に着付けをされるのは初めての経験とおっしゃっていました。
着付けの実演を楽しんだ後、東京国立博物館の本館2階第8室にて、昔の十二単と束帯の展示を見ました。
金曜日の東京国立博物館は21時まで開館しているのですが、20時を過ぎても多くの観覧客がいました。この時間になると外国人はあまり多くなく、ほとんどが日本人で、女性の方が多い印象を受けました。特に、太刀や短刀の展示物の前には、若い女性たちがスマートフォンを抱えて群がり、写真を何枚も撮影していました。帰宅後に調べましたら、「刀剣女子」と呼ばれる人たちがいるそうです。
結局、閉館時刻ギリギリの21時前まで展示物の観覧を楽しみました。でも、3時間程度はとてもすべてを見切れませんでした。今日の観覧が仕事上のアイデア創出のきっかけとなるかはわかりませんが、普段できない体験ができたことは間違いありません。
上野はせんげん台からも日比谷線への直通電車で乗り換えなしで行けますよね。最近、国立博物館からご無沙汰という方は、是非訪れてみてはいかがでしょうか。
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