サイト「せんげん台発 自転車散歩」

東武スカイツリーラインの沿線のせんげん台を起点として、週末サイクリストが行っている自転車散歩(ポタリング)を紹介するブログです。その時々の季節を感じられる場所へ出かけるのが好きです。行動範囲は、越谷市、さいたま市、春日部市が中心です。でも時々、レンタルサイクルを活用して、全く異なるところを起点とした自転車散歩を行うことも…。記事を通じて、ポタリングに出かけた気分になってくださいね。

This blog presents you cycling reports started out from Sengendai on the Tobu railway’s Sky-Tree Line by a weekend cyclist. However sometimes, a rental bicycle makes me change starting place of my cycling. I prefer to visit places where I'm able to feel four seasons. Please feel as if you were going out for cycling through posted articles.

2018年2月27日火曜日

東京国立博物館での十二単の着付け実演

2018年2月のプレミアムフライデー(23日)の投稿です。
既にツイッターでツイート済みですが、プレミアムフライデーを活用して早めに職場を離れ、東京国立博物館に向かいました。

I was participated in a lecture "How to wear a 12-layer Robe" held at Tokyo National Museum on February 23.


私の職場でも、プレミアムフライデーの早期退社が推奨されていますが、仕事が忙しく、なかなか実践できないでいました。今回、初めて、17時前に職場を離れることができました!

一般に、プレミアムフライデーは消費喚起のためのキャンペーンと理解されていますが、その仕掛け人から伺ったところによると、本当は3M(スリーエム)社が行っていることで有名な「15%カルチャー」のようなものを日本企業に取り入れさせ、イノベーションの促進につなげたかったとのこと。

それを聞いてしまっては早期退社して飲んだくれている訳にはいかないと思い、日本の美に触れて仕事上のアイデア創出のきっかけにすべく、数十年ぶりに上野にある東京国立博物館を訪ねてみることにしました。地下鉄の中で、同博物館の催し物情報を見ましたら、18時から「日本文化との出会い『宮廷の雅』十二単着付け実演」が開催され、「当日受付も可能」とのことでしたので期待して向かいました。


東京国立博物館に着く頃も、まだ暗くはなっておらず、平日なのに不思議な感じです。入館チケットを購入して館内に入り、実演会場となる平成館講堂入口にて「受講証」を入手しました。受講証というとCertificationという印象もありますが、英語ではRegistration Cardと記載されていました。


着付けの実演開始前までの間、正面スクリーンには、"How to wear a 12-layer Robe" と記載されたスライドが映し出されていました。着付けの実演の前には、宮廷衣装についての説明がありました。なお、十二単の着付けの実演中は撮影禁止とのことでしたので、写真はありませんが、着付けをされる高貴なお方(という設定の方)の前後から各1名ずつ、着付けをする女官(という設定の方)が配されていました。着付けをする人は、高貴な方のお顔に息を吹きかけてはいけないとのことで、終始しゃがんで着付け作業をしていました。

十二単の着付けには、15分~20分程度要したと思います。着物の重さは、合計で15kgにもなるそうですが、着物の素材により前後するそうです。下の写真中央の緑色の着物を着た女性が十二単を着付けされた方です。その後、男性及び女性の当時の服装の紹介があり、写真撮影の時間となりました。

着付けされた方々からは気品の高さを感じました。人は見かけによらないとは言いますが、装いが気品を醸し出すのは間違いないですよね。服装には気を付けたいものです。




下の写真の左から二番目の方は、東京国立博物館の館長さんとのこと。ご本人も、平安時代の着物に着付けをされるのは初めての経験とおっしゃっていました。

着付けの実演を楽しんだ後、東京国立博物館の本館2階第8室にて、昔の十二単と束帯の展示を見ました。


金曜日の東京国立博物館は21時まで開館しているのですが、20時を過ぎても多くの観覧客がいました。この時間になると外国人はあまり多くなく、ほとんどが日本人で、女性の方が多い印象を受けました。特に、太刀や短刀の展示物の前には、若い女性たちがスマートフォンを抱えて群がり、写真を何枚も撮影していました。帰宅後に調べましたら、「刀剣女子」と呼ばれる人たちがいるそうです。


結局、閉館時刻ギリギリの21時前まで展示物の観覧を楽しみました。でも、3時間程度はとてもすべてを見切れませんでした。今日の観覧が仕事上のアイデア創出のきっかけとなるかはわかりませんが、普段できない体験ができたことは間違いありません。

上野はせんげん台からも日比谷線への直通電車で乗り換えなしで行けますよね。最近、国立博物館からご無沙汰という方は、是非訪れてみてはいかがでしょうか。

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2018年2月24日土曜日

岩槻愛宕神社の大雛段飾り

今日は少し風がありましたが、晴れて暖かくなりましたので、さいたま市岩槻区にある愛宕神社の大雛段飾りを見に行きました。既にツイッターでもツイート済みです!


まずは「Course B」を利用して武蔵第六天神社に立ち寄りました。初詣や節分祭の時のような幟もなく、すっかり落ち着いていました。



続いて、自転車・歩行者専用の大野島水管橋を利用して、元荒川の対岸に渡りました。写真からも暖かさが伝わりませんか?今日の越谷の最高気温は14.5℃だったようです。


岩槻区村国にある久伊豆神社に立ちよると、明治39年10月と彫られた日露戦争の戦役記念碑がありました。碑の根元の方には、階位とともにお名前がありましたが、地元から出征された方たちなんでしょうね。



県道324号線、399号線を利用して岩槻駅東口に向けて進み、駅直前の信号で右折しました。そして、東武野田線の踏切のすぐ手前から、案内に従って愛宕神社に入りました。参道の脇から入る形になります。

神社に入るとすぐに大雛段飾りが見えました。そして、多くの観客も。神社の拝殿と本殿へと向かう階段いっぱいに、雛人形が飾られていました。


さいたま市の広報の方も、腕章をして撮影に来ていました。

神社の拝殿と本殿へは、雛人形が飾られた階段に向かって右側の、別の登り口から登ることができました。


段飾りは、上から見下ろすこともできます。雛人形を背中から見るというのも新鮮ですね。

「段飾りの展示は16時までで、その後片づけをしますので写真撮影の方はお早めに。」とのアナウンスがありました。さぞかし、片づけは大変ではと思っていましたら、雛人形たちは階段一段ごとに板に固定されていて、大変手際よく片付けられていきました。全ての段の人形の片づけに10分とかかりません。



段飾りの最上段に置かれ、最後に残ったお内裏様を撮影させてもらえました。すぐに帰らないでよかったです!

そして、このお内裏様も片付けられ、階段は空っぽです。

この愛宕神社の大雛段飾りは、明日25日(日)に加え、今年は3月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日)にも行われるそうです。但し、雨天の場合は中止とのこと。

最後に、愛宕神社の参道と岩槻駅東口を撮影して帰途につきました。


今日の走行距離は約18kmでした。暖かかったですが、帰路にはくしゃみが何度も出るようになってしまいました。スギ花粉の飛散が始まっているのでしょうね。

ところで、昨日は、こちらも既にツイッターでツイート済みですが、プレミアムフライデーを初めて活用して、東京上野の国立博物館に出向き、本物の十二単などの宮廷衣装を見て感動をしました。その時の様子についても、また別の機会に投稿しますね。
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2018年2月21日水曜日

越谷市美術展覧会「市展」を見に中央市民会館へ

2月12日(月・振替休日)の自転車散歩についての投稿です。この日は風はありましたが晴れましたので、前日に引き続き自転車散歩に出かけることに。越谷市中央市民会館で2月9日(金)から15日(木)までの1週間にわたり開催の市展を見に出かけました。

この日は、元荒川の自転車歩行者専用道路を利用して中央市民会館を目指すことにしました。

文教大学近くの元荒川堤の桜の様子を見ましたが、梅の開花も遅れている中、桜のつぼみはまだ固い状態です。スギ花粉を感じるようになってきましたが、桜の咲く春はまだ先のようです。


Course A」に沿って走行し、葛西用水と元荒川とが並走する中土手に出ると、新平和橋の耐震補強工事のため、中土手の自転車歩行者専用道路が橋の手前で通行止めになっており、葛西親水緑道へ迂回する必要がありました。工事は3月15日までのようです。


葛西親水緑道では、自転車を降りて手押しで進みましたが、その分、パンジーを近くで鑑賞することができました。中央市民会館の建物もすぐ先に見えています。


そして、目的地の中央市民会館に到着です。ところが、会館に入っても市展の開催については何も掲示がありません。唯一あったのが、この記事の最初に掲載した市展のポスター1枚だけでした。でも、このポスターも帰りにその存在に気づきました。


その代わりといっては何ですが、催し物案内の掲示板に別の写真展の案内がありました。

本当に市展が開催されているのか、少し不安になりつつも、予め調べておいた4階の会場に向かうと、「市展 入口 入場無料」と書かれた立て看板がありました。一安心です。

入口で作品一覧表を頂き、会場に入りました。係の方に写真撮影の可否を確認したところ、撮影しても良いとのこと。ブロガーにとっては有難いことです。会場には、日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真が合計293点展示されていました。入選率は79.93%とのこと。いずれもクオリティの高い作品ばかりで、気に入った作品についてはじっくりと鑑賞させていただきました。こんなに素晴らしい作品が展示されているのであれば、より多くの方に見て頂くためにも、館内にもう少し案内があったほうがよいような気がします。




中央市民会館4階からの景色もなかなかでした。この日は、筑波山がくっきりと見えました。葛西用水と元荒川とに挟まれた中土手の構造もよくわかります。


続いて、入口で案内のあった写真展の方も見に行きました。こちらは2階の市民ギャラリーで開催されていました。

受付で、住所・氏名を記載する必要がありましたが、こちらも無料で鑑賞することができました。また、受付の方に確認をしましたら写真撮影も可とのこと。こちらの会場の写真も、素晴らしかったです。



芸術作品をゆっくり鑑賞していましたら、だいぶ太陽が傾いてきましたので、帰路は県道325号線を利用し、ショートカットでせんげん台に戻りました。
この日の走行距離は15kmほどとなりました。

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