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2018年2月3日土曜日

武蔵第六天神社の節分祭/たからやさんの太巻

昨日も雪でしたが、先月のような大雪とはならず、自宅の自転車置き場の入口を塞いでいた雪もなくなりましたので、夕方になってから久しぶりに自転車散歩に出かけました。日が傾きかけていましたので、近場の武蔵第六天神社に向かうことに。
(Musashi-Dairokutenjinja shrine)

道路の雪はほどんど融けていますが、建物北側など日の当たりにくいところには、まとまって残っているところも。埼玉県立大学の校舎北側の歩道にも、まだ雪が残っていました。
(Sidewalk covered with snow at the back side of Saitama Prefectural University)

須賀用水路沿いを走行していると、その表面が白くなっていることに気が付きました。自転車を止めて見てみると…。そう、凍っているのです。農業用水路は冬は流れもほとんどなく、水位が低くなっている関係で日は長く当たらず、冷気もたまっているのだと思います。

(Icy agricultural waterway)

用水路周辺の畑を見てみると、路地もの白菜の葉の色が白くなり腐っていました。今年の低温や、雪が数日覆いかぶさっていたことに因るのだと思います。どうりで白菜の値段が高い訳です。この季節、鍋物が美味しい季節ですが、今日スーパーで白菜を買おうとしましたら1/4カットのものが約160円もしました。

(Spoiled chinese-leaves by snow)

末田須賀堰では、最も左岸側の水門に川の水が流れないように土手が仮設されていました。水門の修理でもしているのでしょうかね。
(Sueta-Suga-seki Dam in Moto-arakawa river)

元荒川の土手の左岸を上流に向かい、武蔵第六天神社の裏側から境内に入ると、ビニール袋いっぱいにお菓子や豆を持ち、ペットボトルの醤油を抱えた人たちが出てきました。何があるのかなと思い、急ぎ神社の正面に回ると、ちょうど節分祭の終わったところでした。境内には、この神社では今までに見たことがないほどの人が集まっていました。
(Musashi-Dairokutenjinja shrine)

神職の方に伺ったところ、今日は午後4時から節分祭を開催したそうで、この地域では最大級の豆まきを例年行っているとのこと。数えられないぐらい、この神社を訪れているのに、そんなビックイベントがあるなんて知りませんでした。2月3日が週末と重ならないと見ることができないですからね。来年の2月3日は日曜日ですので、忘れるわけにはいきません!

(Setsubun Festival at Musashi-Dairokutenjinja shrine)

もう少し早く出かけていればと残念な思いで神社を後にしました。帰路は、参道を利用しました。
(Front approach to Musashi-Dairokutenjinja shrine)

ところで、最近、節分に恵方巻(えほうまき)と称する太巻を食べるというのが、スーパーなどによって宣伝されていますよね。関西の風習という説もあるようですが、子どもの頃に住んでいた関西ではそんな風習はありませんでした。でも、その商業ベースの宣伝にまんまと乗せられて、この時期に我が家でも太巻を食べているような気がします。ここ数年は、せんげん台パークロード商店街にある和菓子店「たからや」さんで購入をしています。
(Japanese-style confection store "Takara-ya")

今日も家内が購入してきた太巻を食しました。言葉を発せずに最後まで一気に食べると願いが叶うと言われているようですが、本当でしょうかねぇ。

(Fat roll)

節分というと、やはり煎り豆の方がしっくりします。
(Roasted soybeans)

ちなみに、この煎り豆、海外の方、特にアメリカ人に大好評でした。数年前の2月に国際会議の主催者を仰せつかった際、予算が限られている中、コーヒーブレイクにつまむものとして何を出すのか迷いに迷ったことがありました。その際に選択したもの一つが、節分の豆でした。コーヒーブレイク中、煎り豆に対する反応がよいことを見たうえで、コーヒーブレイク終了後、会場にいた皆さんに向かって、「日本では、昔から、この季節に年令と同じ数だけ豆を食べると良いことがあると言われています。年令の数よりも食べた数が少ない人は、是非、次のブレイクで残りを食べてください。」と言うと、一瞬ざわつきが起きました。そして、そのすぐ後に「心配には及びません。年齢の数よりも多く食べたからといって、不幸になるなんて言い伝えは日本にはありませんよ。」というと、会場から笑いが起きた記憶があります。

その後しばらく経って、この会議に出席していたアメリカのカウンターパートから、アメリカに来る際にはお土産として是非煎り豆を持ってきてほしいという連絡まで来ました。どうしてかと聞くと、アメリカではお酒のおつまみにヒマワリの種を食べるそうなのですが、それよりもよっぽどおいしいというのです。意外なものがうけますよね。

今日の走行距離は10km弱でした。寄り道ばかりで、なかなか距離が伸びません。

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