せんげん台駅前のお店等に自転車で出かける際には、機械式駐輪場を利用しています。2時間までは無料で駐輪できるのでとても便利ですし、路上駐輪で迷惑を掛けることもなくなりますから。
同じ場所の変更前の駐輪システムが写っている写真を探しましたら、約5年前に撮影したものが見つかりました。自転車を載せるU字型のラックが白い色ですよね。
この白いラックと同じものを有する駐輪システムは、駅前の別の駐輪場で今でも使用されています。ところが、この駐輪システムは設置から年数が経ち、自転車を載せるU字型のラックに「故障中」、「使用禁止」と張り紙がされたものが多くなっていて、駐輪できる自転車の台数が減っていました。
今回登場した新型の駐輪システムでは、ラックの色が灰色になっていました。もちろん、ラックに張り紙のあるものなど1つもありません。
我が愛車を、空いている駐輪ラックに載せ、新型駐輪システムを体験してみました。
自転車をラックに載せると、前輪の荷重で黄色の2本の爪が出てきて、前輪にひっかりました。
ところがです。自転車を引き出そうとしても黄色の爪がひかかったままで引き出せないのです!
旧型の白いラックでは、駐輪開始から2時間以内であれば爪にロックはかからず、自転車を引き出しさえすれば、前輪にひかかる爪が引っ込んで、自転車を取り出せたのですが…。
精算機近くに立っていた警備員さんに伺うと、新型の駐輪システムでは入庫時に黄色の爪のロックが掛かるようになっており、出庫時には必ず精算機のテンキーで駐輪したラックの番号を入力する必要があるとのこと。入庫から2時間以内であれば、料金を請求されることなく黄色の爪のロックが解除され、自転車を引き出せるようになるそうです。
警備員さんによると、駐輪システムの入れ替えで利用者に混乱が生じているとのこと。3日間、利用方法の周知と、自転車が取り出せないとの問い合わせへの対応のため、警備員が精算機前に常駐しているとのことでした。
ところで、今ではせんげん台駅周辺に多くの駐輪場がありますが、越谷市のホームページに掲載されている「広報こしがや」昭和61年6月1日号によると、せんげん台駅は、当時、日本一放置自転車が多い駅という悪名を轟かせていたそうです。
(「広報こしがや」昭和61年6月1日号(PDF:10.5M)の2面から引用)
(「広報こしがや」昭和61年6月1日号(PDF:10.5M)の3面から引用)
このような放置自転車問題を解決するために、駐輪場が整備されてきたのでしょうね。現在のせんげん台駅では、依然として、特に東口ロータリーで放置自転車が多く見られるものの、さすがに上の写真のようなひどい光景は見られません。
新型駐輪システムから自転車を取り出し後、定期利用のできる駐輪場がずっと連なる東武線の西側線路沿いを走行しました。すると、千間台陸橋を潜った少し先に、巨大な鉄の骨組みがありました。見た瞬間には、それが何であるかわからなかったのですが…。
架線を支える梁が上下逆さまに置かれているようです。地面に置かれて間近で見るとこんなに大きなものなんですね。
今回の投稿はせんげん台駅の駐輪事情の紹介となりました。この記事を読まれた皆さんは、新型駐輪システムの利用に際しても混乱はないでしょうね。
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