いつもの通り、注文したコロッケが揚げ終わるのを店頭で待っていると、子どもたちが店先に貼られている「越谷の縁起コロッケ」というチラシを見つけました。持参したタブレットでチラシを撮影しようとしたのですが、なかなかピントが合わず困っている間に注文していたコロッケが揚げ終わり、お店の奥さんがコロッケとともに、そのチラシも袋詰めしてくれました。帰宅後にネットで検索しましたら、チラシのPDFファイルが越谷商工会議所のホームページに掲載されていましたので、そちらを以下に転載します(下のチラシをクリックするとPDFファイルにリンクします)。
(越谷商工会議所ホームページから引用)
お店の奥さんから聞いたところでは、越谷市が市の名産品である「慈姑(くわい)」を推していて、商店会がクワイを使ったコロッケを企画したとのこと。チラシにある紅白のコロッケの写真(下にその写真を引用)を指しながら、「お店によって商品は違い、お店同士で商品についての情報交換はしていないので他のお店のことはわからないけれども、紅白2種類のコロッケを販売することになっていて、うち(藤井精肉店)では各100円、2個組で200円で販売する予定。」と教えてくれました。でもコロッケを赤色にするのは難しいようで、「油で揚げると色の区別がつきにくくなり、着色料をつけすぎる訳にもいかず、チラシのように色分けができるかわからない。」ともおっしゃっていました。
(「越谷の縁起コロッケ」のチラシから引用)
その話を聞いて、イギリスでパン粉(Breadcrums)を購入した時に、カロチンで着色したものと、着色していないものとが販売されて、それらを使い比べたことを思い出しました(下の写真は着色されていないもの)。結論から言いますと、揚げてしまえばどちらも区別がつかなくなってしまいます!カロチンで着色された方は、パン粉をつけただけで、揚げる前から、まるで既に揚げたかのようにキツネ色になるのですが、揚げてしまえばパン粉に着色されているか否かは分からなくなってしまうのです。この経験を思い出し、コロッケを赤色に着色するのが難しいという説明も納得できました。
ここで、改めてチラシの記載を確認すると、コロッケの発売は1月15日からとのこと。市内では全21店舗、そのうちせんげん台地区は最も多い7店舗で提供されるようです。クワイは毎年11月~12月に収穫されるようで、各店舗でなくなり次第販売終了とのことです。
なお、「越谷コロッケ」と名乗るためには、以下のルールがあるそうです。
- 越谷市内のくわいを使用するものであること
- コロッケであること
- くわいを丸ごと入れ、芽を突き出した形状の商品を入れることを推奨する
- 縁起の紅白をあしらうものであること
- 自店で開発されたレシピであること
- 「越谷の縁起コロッケ」として売り出すものであること
クワイは、ピンポン玉ほどの大きさの実から大きな芽が伸びていることから、「芽出たい=めでたい(結果が出る)」食べ物とされているそうです。我が家にも受験生がいますので、縁起を担いで食べさせますかねぇ。
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