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2019年10月13日日曜日

氾濫する新方川の起点/台風一過の景色

台風19号の雨風はすごく、夜には元荒川が三野宮付近で氾濫危険水位に達し、夜中には栗橋付近で利根川堤防が決壊する可能性がある旨の通報が携帯電話に来るなど、自宅周辺が浸水しないか気が気でなかったですが、一夜明けると晴れたうえに自宅周辺に水は来ておらず一安心しました。自宅周辺をかたずけて、お昼過ぎに新方川、元荒川の様子を見に行きました。

まず、東武線の新方川鉄橋の様子です。水位は上がっていますが川幅の拡張工事が進んでおり、スムーズに流れていました。せんげん台駅の西口周辺では、2015年9月の台風18号の襲来の際に見られたような浸水は見られませんでした。

でも、上流側の武里団地のほうを見ると川の様子は普段とはだいぶ異なり、増水が激しいことがわかりました。

この地点から新方川の起点を目指して走行しました。途中の人道橋では水面が橋桁近くまで上昇していました。

いくつかある人道橋の一つの上から川の上流・下流のそれぞれをみると、水量の多さがすぐにわかりました。桜のシーズンにほぼ同じ位置で撮影した過去の投稿記事もありますので、そちらの写真と是非見比べてみてください。


さらに上流に進み、獨協埼玉中学・高校付近まで来ました。

台風の風雨で空気中の埃が洗い流されたせいか遠くの山々が良く見え、この時期としては珍しく、日中から富士山も見えました。


水たまりだらけの砂利道を進み、新方川の起点付近に架かる橋に到着しましたら、橋桁すれすれまで水面が来ていました。

その橋の上から恐る恐る川の下流側をみると、川から水が周囲にあふれ出ていました。同じ場所で今年2月に撮影した写真も並べて掲載しますので、見比べてみてください。

上流側も水が溢れています。2月に撮影した写真を見れば、この地点で二つの小川がV字型に合流しているのがわかりますが、今日の様子からは全くわかりません。

起点の石碑にも水かかかり近寄るもの危険でしたので、望遠レンズで撮影しました。

この場所からも富士山が見えましたので撮影しました。

少し引き返して、元荒川方向に向かうべく水田地帯を走行しました。昨晩の強風の中でも倒伏せずにしっかり立っている稲穂がありました。


ただ、ビニールハウスの中には、骨組みが大きく壊されていたり、ビニールがめくれたりしているものも見られました。



須賀川用水に突き当り、後ろを振り返ると、筑波山がくっきりと見えました。

そして、末田須賀堰に到着すると、水門が上げられ水が堰き止められていないにも関わらず、水門が下げられた灌漑期のように、堰の上流側には水が大量に溜まっていました。


この後、武蔵第六天神社を経由して元荒川の下流方向に進みましたが、その様子は後日投稿します。

元荒川の三野宮付近では、今でも氾濫危険水位を超えており、場所によっては堤防の天端との余裕がほとんど無い状態です。明日のお昼過ぎから再び雨が降るとの予報がとても気になります。

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2 件のコメント:

  1. 今回の台風は大雨が広い範囲で長時間続いたので、どこの河川も水で溢れてしまっていましたね…
    越谷のあたりは盆地になっていて、河川が決壊すると一気に水が流れ込んで溜まってしまうので心配でした。
    田んぼしかないところだと、風を遮るものもないので、強風による被害もあるようですね。

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    返信
    1. フウさん、コメントありがとうございました。
      フウさんのブログの投稿を拝見して、近隣の河川がいずれも氾濫又はその間際であったことがわかりました。
      今回は、せんげん台周辺の河川の堤防が決壊するようなことはありませんでしたが、報道を見ていると他人事には思えませんでした。
      さきほど、続きの記事も掲載しましたので、併せてご覧いただければ幸いです。
      https://ts24cycling.blogspot.com/2019/10/blog-post_14.html

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