サイト「せんげん台発 自転車散歩」

東武スカイツリーラインの沿線のせんげん台を起点として、週末サイクリストが行っている自転車散歩(ポタリング)を紹介するブログです。その時々の季節を感じられる場所へ出かけるのが好きです。行動範囲は、越谷市、さいたま市、春日部市が中心です。でも時々、レンタルサイクルを活用して、全く異なるところを起点とした自転車散歩を行うことも…。記事を通じて、ポタリングに出かけた気分になってくださいね。

This blog presents you cycling reports started out from Sengendai on the Tobu railway’s Sky-Tree Line by a weekend cyclist. However sometimes, a rental bicycle makes me change starting place of my cycling. I prefer to visit places where I'm able to feel four seasons. Please feel as if you were going out for cycling through posted articles.

2017年12月13日水曜日

宮代町郷土資料館/宮目姫の霊を祀る姫宮神社

I visited Himemiya Shrine in Miyashiro-town. ‘Hime’ means a princess, and ‘Miya’ means a palace. It is said that the shrine was established to enshrine Princess Miyame who was the daughter of the 50th Emperor Kanmu. Emperor Kanmu reigned over Japan about 1,200 years ago. According to historical description, Princess Miyame dead on her way to the trip from Kyoto to Shimofusa due to sudden illness.

12月10日付けの投稿の続きです。姫宮駅を後にして、目的地の宮代町郷土資料館に向かいます。

姫宮駅から自転車で数分で宮代町郷土資料館に到着しました。徒歩では20分程度かかるそうです。


(Miyashiro Town Museum)

宮代町郷土資料館の受付にて、どの市町村から来たのかと年代(年令帯)を書くメモ用紙に記載をして入館します。入館料は無料で、館内には町内で発掘された土師器を中心とした展示があります。土師器の破片に直接触れることのできるコーナーもありました。ただ、館内は撮影禁止とのこと。残念ながら、皆さんに館内の様子を画像でお伝えすることはできません。

館内の様子については、YouTubeに同資料館の動画ありましたので、興味のある方は以下の動画をご覧ください。
(YouTube「宮代町郷土資料館」から引用)

敷地内には移設された古民家がいくつかあります。建物の配置図は、宮代町のホームページに掲載されています。

まずは、旧加藤家住宅です。江戸時代(文化10年前後、約190年前)の茅葺の建物で、茅は7,400束(1束約30cm)、4トントラックで13台分も使われているそうです。


(Old folk house in the museum)

下の写真の左手半分にはかまどが配され、右手半分の格子がある部分は馬屋だそうです。馬が家の中で大切に飼われていたということですよね。

旧加藤家住宅の隣にあるのが、縄文時代の復元住居です。約6,000年前の住居とのことですが、内部は日中でも暗く、大人数人いっぱいといった広さでした。



縄文時代住居の奥にあるのが、旧斎藤家住宅です。間取りがとても面白く、建物中央部に4つの和室が田の字型に集まり、その周囲に板の間があるといった配置です。





この住宅は明治時代初期に建てられたものということもあり、どこかで見たような昔の家といった感じでした。特に、階段状のタンスは、今はない祖父母の家にあった記憶があります。



旧斎藤家住宅の脇には、蔵もありました。

さらに奥には、旧進修館という建物がありました。現在の百間小学校の前身の明治44年に建てられた校舎とのことです。


旧斎藤家住宅の裏側には竹林がありました。竹の根元には「へびに注意!」との札も。


郷土資料館の館内に町内にある姫宮神社に関する展示があり、同資料館からすぐ近くにあるようでしたので立ち寄ることにしました。姫宮神社は、桓武天皇の孫で当地に立ち寄った際に突然の病で亡くなった宮目姫の霊を祀ったのが始まりともいわれているとのこと。

(Himemiya Shrine)

ちょうど、初宮参りの方が拝殿に入るところで、拝殿内から宮司さんが出てこられました。宮司さんのいる神社なんですね。
(Hall of worship in Himemiya Shrine)

拝殿に向かって右側には、わずかに土が盛られた場所があり、八幡社の小さな建物があります。先ほど訪れた郷土資料館の説明によると、ここは古墳とのことでした。


神社のすぐ脇には東武スカイツリー線の線路があります。

この日の走行距離は28kmほどでした。縄文時代から現代まで、時代の移り変わりを感じる自転車散歩となりました。

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2 件のコメント:

  1. 宮代町にこんな施設があったのですね!
    東武動物公園に行った際に寄ってみたいです。

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  2. 宮代町郷土資料館はあまり知られていない施設だと思いますが、自転車であれば東武動物公園からすぐにアクセスできますので、歴史や古民家がお好きでしたら 是非立ち寄ってみてください。

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