晴天の予報であった今日は、レンタサイクルを利用したポタリングをすべく、以前から行く機会を狙っていた足利市に向かいました。
ブログの看板通り、せんげん台駅を出発します。東武伊勢崎線の太田行きの普通電車で、乗り換えなしに約1時間20分ほどで足利市駅に到着です。なお、JRの足利駅は渡良瀬川を挟んだ対岸にあります。
とても便利なことに、自転車は駅構内にある足利観光交流館(あし・ナビ)で借りることができます。しかも、レンタサイクルのキャンペーン期間中とのことで、赤い3段変速の電動自転車を通常の自転車と同額で借りることができました。料金は3時間で400円で、1時間延長ごとに100円です。駅のすぐ近くを流れる渡良瀬川を渡ってポタリングの始まりです。
最初の目的地は、CNNの「世界の夢の旅行先(2014)」で日本国内から唯一選ばれた「あしかがフラワーパーク」です。足利市駅から約8kmほどあり、自転車でのんびりと進んで約40分ほどで到着です。あしかがフラワーパークの入園料は非常に合理的で、園内の開花状況に合わせて変化するという仕組みです。今日は年内を通じて最低の300円で入場できました。
ここの名物は、「世界の夢の旅行先」の選定理由にもなった大藤です。といっても、藤の開花時期は4月下旬~5月にかけてですから、今日は花を拝むことはできず、藤の匂いの代わりといっては何ですが、開花に備えた鶏糞の臭いが漂っていました。それでも、巨大な藤棚には圧倒されました。大きな藤の木は1つだけかと思っていましたら、4つもあるんですね。
今日は藤の花を拝めませんでしたが、大藤を紹介するあしかがフラワーパークによるYouTube動画がありましたので、掲載しますね。
現在園内で開花しているのは、盛りを過ぎた蝋梅と、見頃を迎えた紅白の梅でした。穏やかな天気のなか、梅の匂いがほのかに漂っていました。
あしかがフラワーパークを後にして足利市街地に戻り、史跡足利学校に向かいました。参観料は420円でしたが、JAFの会員証を見せると340円になるとのこと。会員証の持参を失念していた負け惜しみもありますが、自動車で来る人より自転車で来る人を優遇した方が良いような気も…。受付では、解説ビデオ(YouTubeにも掲載されています)を視聴してから敷地に入るように勧められました。
足利学校は、フランシスコ・ザビエルによって「日本国中最も大にして最も有名な大学」として世界に紹介され、2015年4月には日本遺産に認定されたとのこと。ただ、現在の建物は平成に入って整備されたもののようです。
足利学校の次は、すぐ近くにある鑁阿寺(ばんなじ)に立ち寄りました。このお寺は室町幕府を興した足利氏の居館跡で、本堂は国法に指定されているそうです。こちらは無料で拝観できます。
昼食には、足利名物B級グルメの「ポテト入り焼きそば」を食べようと思っていましたら、鑁阿寺の本堂裏側にある門の前に「足利名物 ポテトやきそば」の幟のあるお店「はとや」さんがあるのを見つけ入店することに。狭い店ということもあり入店後すぐに満席となり、その後、何組も入店を断られていましたから人気店なのでしょうか。
お腹が満たされた後は、以前太田に出かけた際に車窓から見えて気になっていた足利織姫神社を訪問しました。200段を超える階段を息を切らせながら登って本殿に向かいました。本殿前からは足利市内を一望することができます。
御朱印を頂いて鞄の中身の整理をしていると、笙の音が聞こえ、本殿から婚礼の神事に出席されていた方々が出てきました。どうりで赤じゅうたんが敷かれている訳です。
ここから足利観光交流館に戻ってレンタルしていた自転車を返却しました。借用時間は4時間弱となり、追加料金100円を支払いました。足利観光交流館内にはお土産売場もあり、家族用に古印最中を購入しました。
東武伊勢崎線足利市駅からは、3両編成ワンマン運転の館林行きに乗り、館林、久喜と2回乗り継いでせんげん台に戻りました。この記事は、帰りの電車の中で下書きを行いましたが、内容盛りだくさんで、ついつい長文になってしまいました。二部作にした方がアクセスは稼げたかもしれませんね。
今日の足利市内での走行距離は21kmほど。久しぶりに、ちょっとした運動になりました。
-----
ブログのランキングに参加しています 。以下の「ポタリング」ボタンをクリックして頂ければ幸いです。
I'm participating in the blog ranking provided by Japan Blog Village. If you could enjoy reading this article, it would be appreciated if you click on the button below.
にほんブログ村