足は、職場の周りでもよく見かけるようになった都内4区(千代田区、中央区、港区、江東区)で利用可能な赤い自転車(コミュニティサイクル/レンタサイクル)です。東武スカイツリーライン沿線から江東区臨海部へは、公共交通機関によるアクセスがあまり良くないですよね。先週、お台場に向かう計画を立てていた時も、赤い自転車を使うつもりでいました。以前の記事で紹介した4つの区のコミュニティサイクル間の相互利用が実現したこともその理由です。
まずは、東武スカイツリーラインから半蔵門線に直通運転する電車で水天宮駅に向かいました。水天宮駅の地上に出ると、東京シティーエアターミナル(T-CAT)があります。少しだけ中に入りましたが、設備が古くなっており、キャリーバックを引いている人がちらほら見られるぐらいで、地方の商業施設のような感じでした。かつて可能であったチェックインができなくなり、この施設を利用するメリットがなくなってしまったのでしょうね。
T-CATからすぐのところにある箱崎川第二公園にあるサイクルポートで、自転車を借りました。予め自宅のPCで会員登録を済ませていたので、現地では交通系ICカード(スイカ/パスモ)の登録からスタートです。
サドルのすぐ後ろにあるカード読み取り機兼解錠装置を利用し、ウェブサイトに記載の要領で簡単にICカードの登録と解錠ができました。登録したICカードが鍵代わりです。
この自転車は3段変速で電動アシスト付きです。アシスト機能の設定は、ハンドルにつけられた操作盤で行うことができます。「平坦な東京で電動アシストが必要なのか?」と思いましたが、その必要性はすぐにわかりました。
走行を初めてすぐに中央大橋を渡ることになりましたが、橋は船を下に通す必要性からか、結構きつい坂を登らなければ渡ることができません。そして、東京の臨海部は、このような橋だらけなのです。電動アシストは、ペダルにかかるトルクを検出しているようで、強く漕ぎ出すとアシスト機能が働くようになります。平地でわざと強く漕ぎ始めると、ぐいっと引っ張られるような不思議な感覚がありますが、坂道ではペダルが軽くなり、楽に登ることができます。運動不足解消には逆行していますが…。
橋を渡ると、後方に東京スカイツリーが見えました。といっても、今日は曇りの天気で、頂上部は雲の中でした。
タワーマンションが立ち並ぶ新しい街の中を走行しましたが、新しい町だけあって歩道も広く、自転車を利用して移動している人も多く見かけました。私と同じコミュニティーサイクルを利用している人にも何度も出会いましたよ。
橋で最もきつい坂を登らされたのが晴海大橋です。晴海大橋の最頂部には看板があり、海面まで24.2mと記載されていました。ここからも、東京スカイツリーがうっすらと見えました。
この辺りでは護岸の石垣やコンクリートを見ると、何となくその年代がわかるような気がします。下の写真の石垣は古そうに見えますが、どうでしょうか?
途中の運河(川?)では、水上スキーを楽しんでいる人もいました。東京でこんなことができるんですね。
東京臨海部の有名施設を見ながら、日本科学未来館に到着です。同館にはサイクルポートが併設されていて、乗り捨てにはとても便利です。レンタル料は30分ごとに上がる仕組みなので、ここで自転車を一旦返却しました。4区での相互利用が実現したおかげで、中央区で借りた自転車を江東区で乗り捨てることができるようになりました。写真を撮りながらの走行で、60分弱(270円)で到着です。
日本未来科学館では、目的通りにヒューマノイドロボットを見てきました。大変よくできてはいるものの、ネットの写真で見たのとは違い、現物は人間とは明らかに違うものでした。子どもたちも、顔というよりは手や体全体の動きを見て、「人とは違う!」と言っていました。都心全体に言えることですが、この施設でも外国人観光客が多いですよね。
日本科学未来館からは、違う自転車を借りて築地駅近くの中央区役所を目指しました。途中、レインボーブリッジや築地市場からの移転で話題の豊洲市場の脇を通り、勝鬨橋を渡って中央区役所に到着です。帰りは約45分(270円)で到着できました。
中央区役所からは築地駅まで歩き、日比谷線から東武スカイツリーラインに直通運転する電車でせんげん台まで戻りました。会員登録もしましたので、今後も赤いコミュニティサイクルを利用しようと思います。
今日のコミュニティサイクルでの走行距離は18kmを少し超えていました。「Geo Tracker」のスクリーンショットは、以下のような感じです。今日の記事で100記事目となりました!
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