この日は、元荒川の自転車歩行者専用道路を利用して中央市民会館を目指すことにしました。
文教大学近くの元荒川堤の桜の様子を見ましたが、梅の開花も遅れている中、桜のつぼみはまだ固い状態です。スギ花粉を感じるようになってきましたが、桜の咲く春はまだ先のようです。
「Course A」に沿って走行し、葛西用水と元荒川とが並走する中土手に出ると、新平和橋の耐震補強工事のため、中土手の自転車歩行者専用道路が橋の手前で通行止めになっており、葛西親水緑道へ迂回する必要がありました。工事は3月15日までのようです。
葛西親水緑道では、自転車を降りて手押しで進みましたが、その分、パンジーを近くで鑑賞することができました。中央市民会館の建物もすぐ先に見えています。
そして、目的地の中央市民会館に到着です。ところが、会館に入っても市展の開催については何も掲示がありません。唯一あったのが、この記事の最初に掲載した市展のポスター1枚だけでした。でも、このポスターも帰りにその存在に気づきました。
本当に市展が開催されているのか、少し不安になりつつも、予め調べておいた4階の会場に向かうと、「市展 入口 入場無料」と書かれた立て看板がありました。一安心です。
入口で作品一覧表を頂き、会場に入りました。係の方に写真撮影の可否を確認したところ、撮影しても良いとのこと。ブロガーにとっては有難いことです。会場には、日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真が合計293点展示されていました。入選率は79.93%とのこと。いずれもクオリティの高い作品ばかりで、気に入った作品についてはじっくりと鑑賞させていただきました。こんなに素晴らしい作品が展示されているのであれば、より多くの方に見て頂くためにも、館内にもう少し案内があったほうがよいような気がします。
中央市民会館4階からの景色もなかなかでした。この日は、筑波山がくっきりと見えました。葛西用水と元荒川とに挟まれた中土手の構造もよくわかります。
続いて、入口で案内のあった写真展の方も見に行きました。こちらは2階の市民ギャラリーで開催されていました。
受付で、住所・氏名を記載する必要がありましたが、こちらも無料で鑑賞することができました。また、受付の方に確認をしましたら写真撮影も可とのこと。こちらの会場の写真も、素晴らしかったです。
芸術作品をゆっくり鑑賞していましたら、だいぶ太陽が傾いてきましたので、帰路は県道325号線を利用し、ショートカットでせんげん台に戻りました。
この日の走行距離は15kmほどとなりました。
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